【北村水産】獲れたて！湘南しらすの釜揚げと相模湾の恵みを干物でお届けします ★

日の出と共に出航し、獲れたての湘南しらすを、新鮮なうちに釜揚げにしました。
塩のみの完全無添加で手早く茹で、天日干しされた「しらす」はふっくら柔らかく、程よい塩気と凝縮された旨味が後を引く忘れられない味です。
相模湾で育った「しらす」は、相模川から注ぐミネラル豊富な水と潮の混じりとで食感が良く、良質と言われています。
｢また食べたくなる、食べさせたくなる｣、北村水産のおいしい「釜揚げしらす」と、しらすがたっぷり練り込まれた「しらすかまぼこ」、同店おすすめの相模湾の魚を使った干物のセットをご紹介します。

湘南しらすのパイオニア、茅ヶ崎の老舗網元「北村水産」

茅ヶ崎の海岸線沿いで、大正13（1924）年より漁業を営む網元「北村水産」。
湘南名物｢しらす｣を専門で取り扱う草分けとして、茅ヶ崎を始め湘南エリアの人々に広く知られている老舗です。
元々は定置網による漁を行っていましたが、平成2（1990）年よりしらす･干物専門店へ衣替え。自家船「快飛丸」（かいひまる）でのしらす漁と加工・販売を行っています。
平成12(2000)年には姉妹店としてしらすや磯料理が楽しめる食事処「快飛」（かっとび）もオープン。現在は、茅ヶ崎ラスカにも店舗を構えています。

北村水産の｢釜揚げしらす｣がおいしいのは、「とれたての新鮮なしらす」を代々受け継がれた製法で手早く加工すること。塩のみの完全無添加・保存料不使用で、自然のままのおいしさを提供しています。
その日その日の「獲れた分だけ」が店頭に並び、冷凍保存も一切していません。

おいしい釜揚げしらすができるまで

しらす漁は日の出と共に始まります。
魚群探知機でしらすの群れを見つけて網を下ろし、機械と人力で網を揚げていきます。
船上である程度ゴミなどを取り除き、冷水で水洗いし、氷で締めて港へ戻ります。

店舗隣の加工場へ運ばれたしらすは、さらに氷の入った冷水で2度水洗いします。
沸騰した釜にしらすを入れ、均等に熱が伝わるように大きなしゃもじで優しく混ぜます。
釜揚げ加工は、その日のしらすの状態により長年の経験と腕の感覚で微調整しながら行われます。

天日干し用の網にならべ、屋上で天日に当てます。干す時間は30分程度で、余分な水分を飛ばす作業です。
こうして、絶妙な塩加減でふっくらとした食感の釜揚げしらすが出来上がります。

日の出と共に出航します。	魚群探知機でしらすの群れを見つけます	しらすの群れに目印のブイを打ち、群れの動きに合わせて船を動かします。
最後に筒型の目の細かい網でしらすを捉えます	水で水洗いし、氷で締めて港へ戻ります	漁獲したしらすは、店舗隣の加工場へ運ばれ、さらに冷水で2度水洗いします。

沸騰したお湯に生しらすを入れます。ここで塩味を付けます。	均等に熱が伝わるように大きなしゃもじで優しく混ぜます。	ザルに上げます。
湯切りします。	店舗屋上で天日に当て、余分な水分を飛ばします。	ふっくらおいしい「釜揚げしらす」が出来上がります。

網元のアイデア商品「しらすかまぼこ」とバラエティ豊かな干物の数々

北村水産では、アジやカマス、エボ鯛など相模湾の地魚を丁寧に開き、低塩で加工した干物も人気商品です。｢脂の乗り、塩加減｣に職人の技が光ります。無添加なので、小さなお子様から年配の方まで安心してお召し上がりいただけます。また、獲れたてのしらすをたっぷり練り込んだ「しらすかまぼこ」は、網元ならではの逸品。しらすをしっかりと感じられ、これだけで贅沢なひと皿に。加工は信頼できる小田原の蒲鉾店で行っているそうです。