厳選した素材と手づくりにこだわった　中秋の自家製さつま揚げ（保存料不使用）

厳選した素材と手づくりにこだわった　中秋の自家製さつま揚げ

JR平塚駅から歩いてすぐの商店街にある昔ながらの店構え。
朝9時の開店から客足が止まることなく、活気が溢れています。
お目当ては、出来たての「さつま揚げ」。

出来たてのさつま揚げを求めるお客様で、いつも活気にあふれています。

バラエティ豊かなさつま揚げの数々

素材の味を生かした、ほっとするやさしい味。
小さなお子様から年配の方までどなたにでも食べやすく、また食べたくなるおいしさは、
原料にこだわり、おいしさにこだわり、手づくりにこだわっているからです。

大正12年から、練り物を一筋に作り続ける平塚の老舗「中秋蒲鉾店」は、食べるものに困った時代に『ボリュームがあって、おいしくて、手頃なもの』としてさつま揚げの製造を始めました。
現在は4代目中村彰伸さんを中心にご家族で切り盛りされています。

創業当時から「手づくりの味」にこだわり続け、素材選びから、製造、店頭販売まですべては「人の手で」。
作り置きはせず、毎日作りたてのものをショーケースに並べるため、朝は日の出前から仕込みを始め、開店までに7割ほどの商品をそろえます。
開店後も店舗奥の工場では、商品の売れ行きにより、無駄が出ないように、量を調整しながらさつま揚げづくりが続きます。

納得できる素材を吟味し、保存料は一切不使用
相模湾の魚、湘南しらすも積極的に取り入れています

原料となる魚は、かつては築地、現在は豊洲市場の信頼できる仲卸から仕入れ、季節によって、クロカワカジキマグロ、キントキダイ、アオザメなど6種類程を使い分けているそうです。
価格ではなく、あくまで鮮度と質にこだわり、納得のいく素材のみを厳選。
また、地元相模湾で水揚げされたものの、市場価値がほとんど付かない小さなタイやイサキ、サメなどを積極的に取り入れ、地域水産資源の活用にも力を入れています。
サメというと馴染みがない方も多いかもしれませんが、相模湾のサメは身が綺麗でクセがなく加工品にとても向いているそうです。
湘南をイメージして開発したハート型がかわいらしい「しらす揚げ」は、地元・平塚の朝獲れ湘南しらすをたっぷり練り込んでいます。
すべての商品の賞味期限は製造から4日以内。
｢おいしい状態で食べていただきたい｣から、保存料は一切使用していません。

平塚で獲れた新鮮なしらすを使った「しらす揚げ」

おいしさには｢見た目も大切｣
職人の技が光る製造工程

良い素材を使うことはもちろん、見た目が美しいこともおいしさの要素で、成型や揚げ方にも細心の注意を払っています。
一つひとつ職人の目でチェックし、形が悪いものは店頭に置きません。
｢揚げ｣の工程では、仕上がりを均等にするために、油に渦を作って、網で返しながら揚げていきます。
揚げる具材や量によって、油の温度も微妙に調節しながらベストな状態を保ちます。
こんがりきつね色に仕上がったさつま揚げは、｢脱油機｣で余分な油を落としてから店頭に並びます。
手早さも維持しながらの丹念な製造工程に、職人の技を感じました。

｢創業時からの信念で『おいしいものを作る』という思いを持って作っています。『中秋さんのさつま揚げはそのまま食べてもおいしい』といってもらえるのが何よりもの褒め言葉ですね｣と目を細める中村さん。
昔からの馴染客が多く、何世代にも渡って贔屓にしてくれるお客様や遠方からはるばる来てくださる方も多いそうです。

職人技が光る製造工程。

バラエティ豊かなさつま揚げ
人気の｢詰め合わせ｣をご用意しました

中秋蒲鉾店では、定番のさつま揚げから、ゴボウ入、紅しょうが入りなど具材を練り込んだもの、またウインナー巻や海老巻などの巻物など約25種類を作っています。
たくさんの種類を提供できるのも、手づくりならでは。
とことこ暮らしでは、この中から人気のさつま揚げを詰め合わせにいたしました。

ぜひ家族団らんのひと時に、おいしいさつま揚げをご賞味ください。
贈り物としても喜ばれる逸品です。

【中秋蒲鉾店　売れ筋ランキング】
1位　魚の旨味が凝縮！　定番「さつま揚げ」
2位　紅しょうがいい仕事！「しょうがあられ」
3位　子どもも大人も大好きな味！「カレー団子」

｢おでんセット」はだし汁やこんにゃくも付いています。

笑顔が素敵な中秋蒲鉾店のみなさん。