茅ヶ崎・マカナ養蜂園『国産純粋生はちみつ』
湘南・茅ヶ崎の養蜂園
恵まれた環境と丁寧なお世話で育つミツバチ
茅ヶ崎市在住の中村さんご夫婦が営む「マカナ養蜂園」。
同市北部で無農薬栽培を行っている農家さんの畑の敷地内に、ご厚意で置かせていただいているという、その養蜂箱を見せて頂きました。
取材日(2021年8月21日)は女王蜂が箱の中にいるかどうか、そして産卵の状態を見るための作業を行うとのこと。一箱の中にいる女王蜂は一匹だけ、丁寧に木枠を持ち上げて慎重に探していきます。
せわしなく働いているみつばちに応えるように、慎重にお世話をする姿が印象深く目に映ります。
通常のサイズより一回り以上大きい女王蜂に、周りのミツバチは歩くための通り道をつくります。
女王蜂は一日に100個もの卵を産むそうで、3~4年間で寿命を迎えるまで産卵する量は天文学的な数字となります。巣箱1箱を一家族と捉えるミツバチの世界で、家長として担う使命は大変なものです。
ミツバチの寿命は約2週間で、蜜を運ぶ、花粉を運ぶ、子育てをするという担当に分かれており、そのすべてを雌が行い、雄は交尾のためだけに春に現われます。
ミツバチの努力の結晶
栄養抜群の新鮮な純粋生はちみつ
蜜が取れるのは春と秋。養蜂は大切なミツバチの食料をおすそ分けしてもらうので、ミツバチの分は残して採蜜をします。
9月~12月は天敵のスズメバチやダニから保護したり、越冬の準備をしたりとお休みはありません。雨の日にはミツバチが行動しないので、一年中天気とにらめっこ、地道なお世話が続きます。
中村さんご夫婦はミツバチを自分たちの「仲間」として捉えており、雨が続けば花粉を採りに行かれないので餓死しないか、照り付ける太陽の暑さで弱ってしまわないか、心配は尽きません。
巣箱のすぐそばに自生する菜の花、クロガネモチからとれた蜜は黄金色に透き通り、スプーンですくうと軽く、さらさらと垂れていきます。毎日食べても飽きの来ない癖のない味が特長です。
マカナ養蜂園ではミツバチが蜜を羽で乾かして、しっかりと糖度を上げてくれるまで待ってから採蜜します。非加熱で無添加のためビタミン、ミネラル、酵素を多く含み栄養素が豊富なはちみつが出来上がるのです。
ミツバチが住みやすい環境を考える
人間も暮らしやすい世界に
会社員から養蜂の世界に飛び込んだ中村繭子さん。養蜂を身近に感じてもらえるように、地元の子どもたちにお話し会やワークショップも開催している。
作業は主に週末の朝、この時間が日々の生活における息抜きになっていると言います。
5年前に始動した養蜂の道は平坦な道のりではありませんでしたが、現在に辿り着くまでに出会った地元の人たちから助けられ、日々刺激を受けているとか。その中で「自然に対してやさしく接することが、自分たちも暮らしやすい世界だと気付かされた」と話してくれました。
多くの作物の受粉を媒介するミツバチは農薬や環境汚染により減少、もしもミツバチがいなくなれば農作物が採れなくなるかもしれないとも言われています。
未来の環境に向けて一人ひとりが関心を持つこと、出来ることから始めること、地元でコツコツと養蜂を営むご夫婦が千里の道も一歩から、と教えてくれるように思います
「マカナ」はハワイ語で贈り物という意味の言葉。ハチからの贈り物、と思うとはちみつが格別なものに、そしてよりいっそう味わい深く感じられそうです。
丁寧に作られた生はちみつは栄養価が高く、希少であることから、とことこ暮らしで10個限定の販売とさせていただくことになりました。
地元・茅ヶ崎産の生はちみつ、ぜひこの機会にお召し上がりください。
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無農薬畑のそばで育ったミツバチからの”おすそ分け”
茅ヶ崎・マカナ養蜂園『国産純粋生はちみつ』
「マカナ養蜂園 国産純粋生はちみつ」は神奈川県茅ヶ崎市で生産されている、非加熱の希少なはちみつです。 中村さん夫婦が中心となり、地元農家さん、ボランティアのみなさんの協力の下、 生産されています。
※1歳未満の乳児には絶対に与えないでください※
商品名 | 茅ヶ崎・マカナ養蜂園『国産純粋生はちみつ』 |
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送料 | 地域別に送料がかかります。詳しくは購入ページでご確認ください。 |
その他 | 【配送について】 常温便でとことこ暮らしより発送致します。 【保存方法】 開栓後は常温、または冷凍で保存してください |