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湘南のテキスタイル

湘南の日常が散りばめられた、テキスタイルの布小物 -minigara-

富士山と江の島をバッグに、タコやクラゲ、フグなどの海洋生物からサーフィンやしらす漁の様子、陸地には江ノ電やお祭り、朝市など、人々の営みや生き物たちがゆるやかなタッチで描かれている、minigaraの「地域模様」に特化したテキスタイル布小物。
「ここにカニがいるよ!」「この人は踊ってるのかな?」など、作品をきっかけに会話も弾みそうな、温かい雰囲気のデザインが魅力です。

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一つひとつのモチーフにストーリーを感じるデザイン

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デザインしたテキスタイルの布で製作した小物たち

これらの、素敵なデザインが、「手ぬぐい」や「バッグ」、「ペンケース」など、身近な小物になりました。見ているだけで頰が緩むminigaraの布小物を、ぜひみなさまのお手元に。日々の生活の中に、ほっこりするひと時を提供いたします。

彫刻からテキスタイルに転向して才能が開花
テキスタイルデザイナーの吉岡陽子さん

吉岡さんは小さい頃から絵に親しみ、中学時代よりデッサン教室に通い始めたそうです。高校は美術の専攻がある学校に通い、東京造形大学彫刻科に進学。
「高校で様々な芸術を学ぶ中で彫刻に興味を持ち、大学でも彫刻を学びたいと思いました。ところが大学に入ると更に細分化された芸術の分野を知るきっかけがありました。テキスタイルという分野触れた時、”自分はカラフルな世界が好きだったんだ”と、自然と腑に落ちた感じがありました」(吉岡さん)。
そこで2年生より思い切ってテキスタイル科に転向。同学科の教授で、第一線で活躍する日本のテキスタイルデザイナー・鈴木マサル氏の指導もあり、才能が開花。テキスタイルは花や幾何学模様など大きな図案のデザインが一般的ですが、吉岡さんは風景や人物を盛り込んだ細かい図案が得意。さらに、図案を繰り返し施していく「パターンデザイン」に於いて、反物のどの部分を切り取っても自然な絵柄になるデザインが高く評価されています。

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手描きでのデザイン制作の様子

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デジタルでデザインする様子

卒業後は1年間企業で商品のデザイナーを務めた後、学びを深めたいという気持ちが高まり、東京造形大学大学院へ。テキスタイルを作り出す基本技術であり、日本工芸の伝統的手法でもある「染め物」「織り物」のうち、特に「染め物」の研究に2年間没頭されました。

大学院在学中から「地域模様」のデザインに着手
夢は、46都道府県のデザインを完成させること

大学院在学中に、様々なテキスタイルデザインを生み出してきた吉岡さん。山梨県富士吉田市と大学がコラボレーションした「フジヤマテキスタイルプロジェクト」に参加した時、地域の特色を生かしたテキスタイルの製作に意欲的に取り組むことができたそうです。富士吉田市の「火祭」や「吉田うどん」をモチーフにしたデザインは、富士急行の座席のヘッドレストカバーに採用されました。

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大学院時代に取り組んだ、山梨県富士吉田市のテキスタイル

この経験から「地域模様」に魅力を感じ、日本各地の特色を落とし込んだテキスタイル製作が始まりました。「いつの日か、47都道府県の地域模様を完成させるのが夢です」と笑顔で話してくれました。

地域模様のテキスタイルでブランド立ち上げ
横浜の伝統的な染色技法「横浜捺染」の工房とタッグ

吉岡さんは大学院卒業後、自身のブランド「minigara」(ミニガラ)を立ち上げ、地域模様のテキスタイルを布小物として販売していますが、その染色を依頼しているのが、横浜の伝統的な染色技法「横浜捺染」(よこはまなっせん)の工房です。
「捺染」とは、布に模様をプリントする染色技法の一つ。染料を糊に溶かした色糊を使って、型や版を用いて布に柄を捺し付け、その後、染料を固着させ、水洗いして仕上げます。着物の友禅染めにも用いられている技法です。

横浜捺染

横浜捺染の工房にて染色

横浜捺染

染色の際に使用される版(型)

青で表現したい部分、赤で表現したい部分など色ごとに型を変えて染色していくのですが(型によって染料が付着する部分、付着しない部分を作る)、吉岡さんは、少ない色数であえて色を重ねた部分も1色として取り入れ、配色を工夫されています。「制限された色数の中でどのように染色していくかを考えるのも充実した時間です」と話します。

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例えばこのデザインでは、青、オレンジ、ベージュの3色ですが、黒っぽく見える部分は青とオレンジを重ねて表現しています。使用している色は3色でも、染めていない白い部分も含めると5色で表現していることになります。

鎌倉のギャラリーでの個展をきっかけに
鎌倉~江の島や茅ヶ崎の地域模様を制作

2024年に鎌倉のテキスタイルギャラリー「Casa de Pano」で、初めての個展となる「海辺のテキスタイル展」を開催。展示作品として、鎌倉~江の島の地域模様テキスタイル作品を製作されました。「湘南らしい色合いに、程よくデフォルメされた楽しげな人々や動物をたくさん描きました。海辺の暮らしの小さな宝探しをお楽しみください」(吉岡さん)

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テキスタイルギャラリーCasa de Panoでの個展の様子

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個展で制作した巳年のカレンダーは、2025年春クールに放送された鎌倉が舞台のドラマの劇中に何度も登場!

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湘南柄の布小物作品

湘南柄のテキスタイルを、ご自宅でも楽しんでいただけるように、布小物として商品化。
一押しは、絵柄が丸ごと楽しめる「手ぬぐい」で、隅々までこだわったストーリー性のあるデザインが好評。「ミニトートバッグ」は、お弁当入れやワンちゃんのお散歩バッグとしてもぴったり。他にも、化粧ポーチなどに使える「ミニポーチ」、8本程度のペンが収納できる「ペンケース」も展開。
湘南の風物詩が描かれた作品は、お土産にも喜ばれる逸品です。

デザイナープロフィール
吉岡陽子

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アトリエで制作する吉岡さん

1997年生まれ、神奈川県出身。2023年3月に東京造形大学 大学院 造形研究科 造形専攻 デザイン研究領域修了。東京造形大学でテキスタイルに出会い、物語性のあるパターンデザインをテーマに製作している。現在は、自身のブランド「minigara」を立ち上げ、イベント出展やインターネットショップで製作した雑貨を販売、活躍の幅を広げている。

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【バッグ・ポーチ・手ぬぐい・ペンケース・ハンドタオル】

湘南の日常が散りばめられた、テキスタイルの布小物 -minigara-

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湘南の「愉快」な日常をテキスタイルで表現した「もよう」の小物シリーズ。「ここにカニがいるよ!」「この人は踊ってるのかな?」など「見つける」楽しさも加わった、作品です。
手ぬぐい、バッグ、ポーチ、ペンケースなどの小物として、いつでも暮らしのそばに楽しさを。
湘南の魅力が詰まった絵柄は、贈り物やお土産にも喜ばれることでしょう。

商品名 湘南の日常が散りばめられた、テキスタイルの布小物 -minigara-
送料 別途送料がかかります。購入ページでご確認ください
その他 ※モニター表示の性質上、商品の画像が実際の色合いと多少異なる場合が有ります。お客様都合(思った感じと違うなど)による返品・交換は応じることができません。予めご了承ください。
※アイロンをする場合は低温(110°以下)で当て布をお願いいたします。
※水洗いや摩擦によっって色落ちする可能性がございます。
※選択をする場合は、洗濯ネットの使用をお勧めします。

【minigara】湘南もようの手ぬぐい(商品コード:TG670576)

1,800円(税込・送料別)

【minigara】湘南もようのミニトートバッグ(商品コード:TG670577)

3,300円(税込・送料別)

【minigara】湘南もようのポーチ(商品コード:TG670578)

2,500円(税込・送料別)

【minigara】湘南もようのペンケース(商品コード:TG670579)

2,200円(税込・送料別)

【minigara】オリジナルタオルハンカチ(商品コード:TG670580)

700円(税込・送料別)

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