“ひそかな名産地”茅ヶ崎の畑で採れた落花生は贈り物にも、おやつにも！ 落花生の老舗「小林の落花生」

“ひそかな名産地”茅ヶ崎の畑で採れた落花生。
温暖な気候の中ですくすく育ち、風味も栄養もバツグンです。

茅ヶ崎市南湖にお店を構える落花生の老舗「小林の落花生」さんで販売している落花生や落花生を使ったお菓子、加工品などをご紹介します。
落花生と言えば、名産地・千葉のイメージが強いですよね。
実は湘南もまた、落花生の栽培が盛んだということをご存知ですか？
神奈川県は千葉県、茨城県に次ぐ国内3位の生産量を誇り(※)、一説では大磯が日本の落花生栽培発祥の地とも言われています。
湘南は温暖な気候に加え、関東ローム層による火山灰地は落花生の実が地中に潜りやすく、落花生の栽培にとても適しているのだとか。だから、すくすく育ったおいしい落花生ができるんです！
※平成30年農林水産省統計より

茅ヶ崎・南湖の豆専門店「小林の落花生」。
高級品種「半立種」をお店で丁寧に天日干し

茅ヶ崎市南湖にお店を構える「小林の落花生」さんは、創業100年を数える老舗。現在は3代目となる店主小林勝義さんと奥様の2人で営んでいます。
メイン商品の落花生は茅ヶ崎市堤の畑で収穫された「半立種」の豆を使用。
「半立種」は数ある品種の中でも最高品種と言われており、口の中でほぐれやすく、噛めば甘みとコクが広がるひと際濃厚な味わいが特徴です。
契約農家さんから仕入れた豆はお店で昔ながらの天日干しに。2～3週間風通しの良い場所で干すことで、ぐっとうま味が濃縮。自然な甘味と香りを引き出しています。

1粒1粒、栄養の詰まった“大地の贈り物”。
今注目の健康成分も！！

落花生は良質な脂質やビタミンE、ミネラルを豊富に含んでいます。
更に落花生の薄皮には、ポリフェノールの一種「レスベラトロール」がとても豊富に含まれているんです(100g中240.9ug程度)。
レスベラトロールは植物が生産する抗酸化物質。赤ワインに豊富に含まれていることで、その効果が注目されることとなりました。血液中の活性酸素に働きかけ、生活習慣病や動脈硬化のリスクを低減する効果が期待できるといわれています。

薄皮が苦手な方、硬いものが食べられない方には、
食べやすい加工品がオススメ！

栄養たっぷりの薄皮ですが…渋みと食感が「食べにくい」とちょっと敬遠されがち。
小林の落花生さんでは、「甘納豆」や「ピーナッツ味噌」「煮豆」など、柔らかくて食べやすい商品も取り扱っています。

中でもお店で粉砕加工まで行っている粉末状の落花生「豆工房」は、ホウレン草のお浸しやナマスに和えたり、サラダに振りかけたり、摺りゴマ代わりの感覚で、いつものお料理に取り入れられます。その気軽さが受けて、発売以来“知る人ぞ知る”人気の品とか。もちろん皮も残して粉砕しているので栄養も丸ごとバッチリ取ることができますよ。

一粒食べたらもう一粒……おやつに、お茶うけに、おつまみに
バラエティ豊かな色とりどりの豆菓子たち

種類豊富な豆菓子たちも小林さんの人気商品。
定番の柿バタピーをはじめ、イカピーナ、えびのり、三色ビンズ(そら豆)などのおつまみにもぴったりな塩味系から、抹茶豆、メープルカシュ、きな粉豆などのほんのり甘い系まで常時30種類以上があり、時折新しい味も追加されていたりします。

色とりどりの豆菓子の中から、今日はどれにしようか迷う楽しさ…。
とことこ暮らしでは、たくさんの味の中からこれだ！という5個入りセットを3タイプチョイスしました。
どのセットにも必ず1つ、湘南産の半立種落花生商品を1袋お入れしました。
お好きなセットを選んで、味比べしてみてくださいね。

掘りたてを茹でて即冷凍。
ほんのり甘い「ゆで落花生」もお試しを

もう1つ、とことこ暮らし編集部も推したい「ゆで落花生」をご紹介。
生のままの落花生は収穫した時点からすぐに硬くなり始めてしまうため、本当の掘りたてをすぐに茹でないとおいしくなりません。

収穫時期の秋、掘りたてを茹でて冷凍した同店の落花生はホクホクと柔らか。ほんのり甘くてまるで”甘さ控えめの茹で栗”のような味わいです。
(茹で落花生のみ、千葉県産。ゆで落花生に適した品種・一際甘味が際立つ「おおまさり」、中位の粒で皮が薄く香りのよい「郷の香(さとのか)」の2種の品種をお選びいただけます)

ほくほく、ほのかに甘い茹で落花生。素晴らしくおいしいのでぜひ一度お試しを！

【2023.09.12】
2023年秋の新豆が入荷しました！ 新豆ならではの爽やかな香りをぜひお楽しみください♪