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めいぼく椀

【小田原・薗部産業/クラフト木の実】銘木椀、箸、スプーン

木のぬくもりに包まれたうつわ・銘木椀
料理を引き立てるデザインを日常に

一目惚れした木のお椀。木のぬくもりがそのまま空間に広がるような独特のオーラと、主張せずとも、食器棚に並んだときの存在感。
あつあつのお味噌汁でも手を添えたときに熱くないこと、手のひらにすぐ馴染む感じに、一気にうつわとの距離が縮んだ感じがしました。
そのお椀の名前は、銘木椀(めいぼくわん)。「銘木」とは樹齢、模様の美しさなどで価値の高い木のことを意味します。

銘木椀

年間40,000個のお椀をすべて手作業で作り上げる1946年創業の薗部産業株式会社は、小田原市に工場を構え、従業員は20名ほど。
「使いたいと思っていただけるモノ作りを大切にしています」と同社の薗部弘太郎さん。

薗部産業

小田原には平安時代から木工技術が受け継がれており、同社はその技術を継承、普及させることの一環として市内の小学校の給食用に15年ほど前からお椀を提供しています。また、子どもたちに、モノを長く大切に使うということを実経験してもらおうと、学校が長期休みの際にはお椀のメンテナンスも行っています。「木のうつわは安全性や耐久性もあり、落としても割れません。お椀は口に触れるうつわなので、木の温かみを直に感じることができます。特に箸やスプーンは料理をお皿から口へ運ぶだけの道具ではありません。ときに料理の味さえ変えることがあります」と話す薗部さんから、木の力に大きな信頼を置いていることが伝わってきます。

木材は99%が国産、広葉樹にこだわり
加工は工場ですべて手作業

木の仕入れから、乾燥、裁断、加工まで、1つのお椀が出来上がるのにかかる期間は約1年間。

木材を仕入れる時期は富士山の八合目まで雪が積もるころが目安。耐久性と硬い材質にこだわり、国産の広葉樹約30種を生の状態で仕入れています。

薗部産業

▲木材を巻いたラップについた水滴から、木材の保水性の高さが分かります

木材が到着したら屋外で乾燥させます。
木材に含まれる水分量は全体の80%。これを10%まで落としていく期間が半年あり、その後、手作業で裁断をしていきます。丁寧に水分を抜くことで、変形する要因を防ぐといいます。

薗部産業

薗部産業

裁断した四角の木材はろくろを高速で回転させ、出来るだけお椀に近い形に荒く削っていきます。外側の加工が終わると、内側も同じように整えていきます。若手の職人さんが次々とお椀の形に削っていく姿はなぜか、見飽きません。制作数20万個の経験を積んだら、次の工程を行う「木地師」になれるといいます。その歳月は約5年。

お椀を完成形に整える木地挽きの部屋には、木地師が木を削る音だけが延々と鳴り響き、またたく間に美しい木目の見えるお椀になっていきます。

薗部産業

▲木地挽きの工程

きれいな形となったお椀は、サウナのような湿度の高い部屋でじっくりと乾燥させ、次に材料の下で木屑を燃やして燻煙乾燥を行います。この製法は同社だけが持続している昔ながらの乾燥方法。さらに風圧を掛けての人工乾燥、屋根裏部屋での自然乾燥と合計半年に渡って乾燥させます。こうした工程を経て、ようやく塗りの作業となります。

薗部産業

▲人工乾燥設備

薗部産業

▲乾燥室内部

銘木椀

▲自然乾燥

工場は金時山、箱根山、相模湾に囲まれた立地で、小田原の一年を通して温暖な気候、海・山・川に囲まれた地形から恩恵を受けています。
夏は山側から、冬は海から温かな風が工場に吹き込み、木材の乾燥には最高の条件がそろっていることがよく分かります。

銘木椀の美しさをより際立たせる漆の塗り作業

乾燥・加工を経た後、漆の製品は削る工程を入れながら合計5回塗り重ねます。
木目の美しさを活かすため、摺るように薄く塗る「摺漆(すりうるし)」という技法を習得している職人は、小田原で同社の増田さんを含めて5人だけ。足踏みのろくろの上で回転させながら生漆(きうるし)を特殊な紙で丁寧に塗り続け、一カ月に1000個を一人で制作しています。
元々は小田原の日用品だった漆器について、増田さんは「手触り、口当たりが魅力」と話します。

銘木椀

漆製品は扱いが難しそうだと思われがちですが、普通の食器と同様に洗うことができます。耐水性に優れ、使っていくうちに変化する色合いを楽しめるそうです。素朴な料理を引き立てくれる風合いが特長的で、スープや湯葉などを盛り付けても一層映えます。

銘木椀

塵ひとつ混ざることが許されない静謐なお椀になるよう、隅々まで目を行き渡らせ、制作にスピードも求められる製品。職歴21年という増田さんは「日々、正直な仕事をすること」と手元を休めることなく教えてくれました。

使う刃物は全て手作り。「刃物鍛治」は重要なスキル

職人は制作するための刃物を自分で1から作ります。鉄の棒を火で熱して叩く鍛錬を繰り返しながら、使い勝手の良い刃物に仕上げていきます。刃物鍛冶が出来てこそ、一人前の職人として認められるといいます。

薗部産業

薗部産業

一種類の製品を作るためには予備を含めて約20本の刃物を常備していますが、日々の作業量から切れ味が持続するのは一カ月程度。毎月行う刃物鍛冶も同社の製品にとって欠かせない技術です。

薗部産業

最後まで使い切り、土へ返す

大きな節や割れではじかれてしまう木材は、年間で引越しトラック数台分もの量になりますが、ゴミとして捨てる事はありません。

薗部産業

薗部産業

端材はまとめて燃やし炭にして刃物を鍛え上げる燃料として使い、冬には休憩時の職人が集まり、焚き火で暖をとることも出来ます。炭が燃え尽き灰になると畑の肥料用としてためておきます。また、木地挽きの際に出る大量の木屑は、近隣の牧場で馬のベッドに提供、その後はたい肥に使われるそうです。
木を最後まで無駄にせず使い切り、土に返すという、何百年とつづく小田原の伝統の文化が受け継がれています。

めいぼく椀

ひとつのお椀が出来るまで、1年。緻密な作業に掛ける時間と、持続する集中力に気が引き締まります。職人の丁寧な手作業であることが手にした人に伝わり、自然と大切にしたいという気持ちが芽生え、愛着を持って日々の生活に溶け込んでいくというサイクル。「いいモノ、いいトキをお客様の手元に届けるため」という思いがひしひしと伝わり、現場での緊張感も相まって、工場を一歩出たときに大きく深呼吸したくなりました。

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伝統工芸を日常に。大切にしたくなる木のうつわ

【小田原・薗部産業/クラフト木の実】銘木椀、箸、スプーン

薗部産業

1946年創業、小田原・薗部産業の職人さんたちが丹精込めて作り上げた木のうつわ「銘木椀」をお届けします。
木材はすべて国産の「銘木」。
素材となる木の乾燥から製材、加工・成型、さらなる乾燥、塗りの工程を経て、一つのうつわができるまでに約1年かかります。
丁寧で緻密な手仕事が施されたうつわは、見た目が美しいだけではなく、使い勝手も抜群です。
木のうつわは口当たりもよく、木の温かみを直に感じることができます。
安全性や耐久性もあり、落としても割れません。
他の食器同様に、洗剤で洗うこともできます。

薗部産業の木のうつわで、毎日の食卓に温もりを加えてみませんか?
ギフトとしても喜ばれる名品です。

●2006年グッドデザイン賞受賞
●2021年ロングライフデザイン賞受賞

商品名 【小田原・薗部産業/クラフト木の実】銘木椀、箸、スプーン
送料 別途送料がかかります。
詳しくは購入ページでご確認ください。
その他

【薗部産業】銘木椀・漆 中サイズ(欅/栗/楢/桜)(商品コード:TG590424)

4,400円(税込・送料別)

【薗部産業】銘木椀・漆 小サイズ(欅/桜)(商品コード:TG590425)

3,850円(税込・送料別)

【薗部産業】めいぼく箸・たがね(桜/楓/楢)(商品コード:TG590426)

1,650円(税込・送料別)

【クラフト木の実】コノミー・細口大スプーン(商品コード:TG590427)

990円(税込・送料別)

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