湘南みかん、湘南みかんジュース、まるごとみかんマーマレード

実は県内第一位の生産果実。
湘南はおいしいみかんの産地です。

湘南地域は豊かな相模湾と温暖な気候の恵みにより、日本のみかんの経済的生産の北限とされています。

この湘南地域を含む神奈川県は、みかんの全国第10位の生産量。愛媛県や和歌山県産みかんのように知名度はありませんが、この湘南で作られるみかんはその気候に応じた品種選択や栽培技術の向上などにより、甘くて芳醇な味覚が自慢です。

湘南みかんの危機！
新しいみかん農業のあり方を探して。

みかんの市場価格は、海外からの柑橘類の増加やみかん離れなどにより下落を続けています。そのため耕作面積、生産量ともに大幅な減少を続けているのが現状です。みかんは苗木から育てると商品として出荷できるまでに10年以上の長い年月がかかる一方で、手入れをおこたると2、3年で荒廃化が進んでしまいます。

一度荒廃してしまったみかん農場は辺の景観や環境の悪化の原因となるなど、複層的に地域社会の荒廃の原因となっています。みかん農家の経営を支援することは地域資源である湘南のみかん畑の環境保全にもつながる大切な取り組みと言えます。

湘南工房とともに「湘南みかん」を製品化。
神奈川県との協業で事業がスタート！

茅ヶ崎市との協働事業である農業ポータルサイト「おいしい茅ヶ崎」の運営開始をきっかけとして、湘南の地場産業が有する技術・産業・素材を発信し消費者が欲しいものを生産者や販売者とともに地域のために作り上げていく「湘南工房」がスタート。「湘南みかんジュース」や「まるごとみかんマーマレード」の販売がはじまりました。

初冬の果物であるみかんを、1年を通して味わいたいという期待に応えるべく、「みかんジュース」は、11～12月に生産されたみかんを厳選し、丁寧に皮をむいて丸ごと生絞り。甘みと酸味のバランスが良く、やさしい後味のジュースに仕上げました。

一方、「マーマレード」は、みかんの皮・房・果肉を贅沢にまるごと使いました。ほのかな皮の苦みとみかん本来の甘さが活きています。仕込から製造までの工程をすべて手作業で行い、保存料・着色料などの添加物は一切使用しておりません。

『湘南工房』を開発しているNPO法人湘南スタイルでは、「食と農」を中心とした事業で活性化し、農業付加価値を高めるため「ひと・もの・こと」を商品化するプログラムの開発を行っています。

ふるさと納税の返礼品としても採用。各種メディアも注目の商品です。

湘南地域や神奈川県内の施設や販売店はもちろん、都内のレストランなどでも採用。茅ヶ崎市や産地である二宮町では注目の商品としてふるさと納税の返礼品としても扱われています。

2023年産「湘南みかん」予約販売受付中！！
コロナ禍でみかん狩りイベントが中止となり、出荷先が無くなってしまったみかん農家さんを応援！

みかん農園では、毎年「みかん狩り」イベントを開催し、湘南みかんを多くの人たちに知ってもらう・購入してもらう機会にしておりましたが、新型コロナウイルスの影響でみかん狩りや観光直売による収入が激減しました。

知る人ぞ知る湘南産のみかんを多くの人に知っていただき、食べていただくことで、みかん農家さんの支援につながれば幸いです。 ぜひ、湘南みかんのおいしさを味わってみてください。